観光も、日常も。お客様とつくる横浜時間
タクシー歴:10年6ヶ月
―入社のきっかけ―
通勤のしやすさが一番でしたね。当時横浜駅のそばに住んでいて、バス一本で会社まで来られるというのが大きかったです。ここが初めてのタクシー会社で、気づけばもう10年以上経ちました。 ―会社の印象と雰囲気― アサヒタクシーは昭和42年創業の老舗で、地元の人はみんな知ってるような会社です。駅の乗り場などで他社のドライバーと話すこともありますが、アサヒは穏やかな人が多いですね。何かわからないことがあれば、みんなが自然に教えてくれる雰囲気があります。 ―観光タクシーのやりがい― 現在は通常の営業のほかに、観光タクシーの業務も年に3〜4回ほど担当しています。横浜の観光地を案内するんですが、知らない土地に来たお客様が喜んでくれるのが一番のやりがいですね。感謝の手紙をもらったこともあります。 観光案内には知識が必要なので、半年ほどかけて座学と実地研修を受けました。20人ほどのドライバーが集まって、川崎のベテラン個人タクシー運転手の先生から、スポットごとの説明の仕方まで丁寧に教えてもらいました。 ―観光スタイルと工夫― ホームページに掲載されている観光プランをベースにしつつ、「ここは行かなくていい」と言われれば、代わりに別の場所を入れたりと、時間配分も含めて自由度が高いです。2〜3時間の観光を自分で組み立てるのは、楽しくもあり責任も感じます。 普通の営業中でも観光客だとわかれば、歴史的な建物などをさりげなく紹介することもありますね。 ―外国人のお客様について― 英語はあまり得意ではないですが、横浜の歴史は開港から170年ほどと比較的浅く、特にヨーロッパの方などはあまり驚かれないことも(笑)。でも、そういう背景も含めて説明できると、逆に興味を持ってもらえることもあります。 ―タクシーという仕事の魅力― 基本的に一人で動く仕事ですが、逆にお客様とのコミュニケーションがメインになります。最近はスマホを見て話さない方も増えましたが、それでも毎日違う人と会えるのがこの仕事の面白さ。人と話すことが好きな人には、ぴったりな仕事だと思います。 |
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